黄泉の国からブログを書きます

どーもヅカオタだよ!!読んでね!!

宝塚雪組『ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ- 観劇したよ②

どーも!!!!

ちょっとお久しぶりです。あねもねです。前回のひかりふるの感想ブログが思ったより考察厨全開の気持ち悪いクソ長いものになってしまったので、2編に分ける事にしました〜!!また懲りずに読みづらいアホ長いブログ書いてんのかお前ってなるかもしれませんが、前回同様、微笑みと仏の心を忘れずに読んでくださると嬉しいです。

ということで、いざ、白雪号、しゅっこーーー!!!!!!

◎SUPER VOYAGER! 感想

幕間、ひかりふる路に完全に飲み込まれていだ私はひたすらにパンフレットをめくり涙を流していたらいつの間にか開演五分前になっていた。あわてて心の準備をしいざ臨んだ。

体感時間0.03秒。

そして私はその瞬きも叶わないその瞬間に、確実に数回、東京宝塚劇場では無いところにワープし、確かに宝塚のショーを見ていた。時空を超えた、アハ体験をしていた。楽し過ぎた。

これは、新生雪組生達の漲り滾り噴火しているハイパーエネルギーと、野口幸作先生の愛と夢と個人的な趣味のウルトラパワーにより、東京宝塚劇場から吹っ飛ばされ、時空を超えてアハ体験をした、ある1人の客席の女Aの感想である。

※ネタバレ注意

●第1章 SUPER VOYAGER! ーPROLOGUEー

幻想的なコーラスの中、超プリティレディなきほちゃん登場。ガチでめちゃくちゃ可愛い。だがしかし、きほちゃん、その傘確実に中ガトリング砲仕込んであるでしょ?? その耳元で囁いて欲しいスーパーボイジャーさん♡が変な輩に襲われそうなもんなら、突然背後から現れ、なんだお嬢さんこんなところにいたら危ないよ〜♡とか言われて、ニコッて笑ってその瞬間、がーとがーとがーとりんぐほー!!!!♡(瞬殺)でしょ。無双だわ。かっこよ。

そして天からブランコ(?)ゴンドラ(?)に乗って、劇場に突如現れる、SUPERVOYAGERこと望海船長。(野口先生のショーって今んとこ0番みんなブランコから降臨してるよね)

\\俺、降臨。//(背後には壮大な流れ星)

感がすごい。 言ってることは乙○ゲームもびっくりな、チャラい、甘い、こっちがひたすら恥ずかしくなってしまうようなワードの連鎖。しかし、言葉の重みがすごいのよ。もうね、ノリとしては、

ー 豪華客船が氷河にぶつかり沈没。逃げ遅れて遭難した1人の少女。海水の温度は−15度。みるみる身体の体温を奪われ、身体が凍っていくのを、微かな意識の中感じる少女。そして、その魔の手が彼女の心臓に触れようとしたその瞬間、突然巨大な渦を巻き始めた海!!そして渦の中から現れる超巨大手漕ぎボート!!そして1人の船長と思わしき男が現れ彼女に手を差し伸べながら、こう言った。「Welcome ようこそ、俺の海へ。」 俺とオマエの秘密航海(シークレットクルーズ)、今はじまるー

こんな感じです。(テキトー)

客席の全員がこの少女になります。抱いて。だいもんがトップになったんだ、、、!!というのをしみじみ感じて泣きました。本当におめでとう。

そしてこの後イケメン美女揃いの船員の皆様が降臨するんですが、この登場の仕方が最高〜。ワクワクが止まらん!!大好き!!もうさ、このプロローグ流れ、最高だよ。衣装も最高可愛い。

あやな、あがせん、みちる、ひまりちゃん→ひとこ、ひらめちゃん、りさちゃん ときて、あーさ→なぎしょ→さきな の1人銀橋渡に移ります。ちなみにわたしの個人的なツボは、2人内緒のデート♡と言っておきながら、ひらめりさを引き連れているひとこです。

そして、皆様お待ちかね、待望の名フレーズの数々達とのご対面です。

「MOUTH TO MOUTH 重ね合って」

だいぶカオスで趣のある表現ですね。やけに生々しいですが眩しいキラキラあーさが歌っているので安心です。2秒後には普通にKISSって言ってます。

「大好きだぞ、泣き虫プリンセス」

2015年夏、ヅカオタを大いに騒がせたこのセリフ、まさかの歌詞で待望の再登場。しかしこれはまだ序の口です。ええ、序の口です。

「腰、GUI GUI GUI

グイグイは GUIGUI なんですね。強いこだわりが感じられました。なぎしょは至って爽やかイケメンですよ。

そして

「壁 DON DON DON 逃げちゃダメさ 距離 DON DON DON」

おかしーーーーーって!!!!!!絶対こんな歌詞ヤバい薬キメてないと書けないって!!乙○ゲーム大完敗!!野口先生だいすき!!

そしてこの歌詞を見事に歌いこなしているあーさ、なぎしょ、さきなはもうすごいと思います。歌ってる3人はアホかっこいいです。

そして、客席降りは最高だよ、ポンポン振ってるだけで楽しいの。私の席の近くにはひとこ様が来てくれたんだけど、やばかったよ。あのね、本当にね、ヤバいの、もうね、なんかね、めっちゃイケメン、思いっきり目合ったんだけどめっちゃ笑顔で返してくれてめっちゃイケメン。すごい幸せ。はあああ!!!!ってなる。語彙力は、無い。

もうさ、宝塚のショーはこの舞台の人口密度が最高。だいきほ筆頭に、美声に包まれ幸せ〜ってなりながらプロローグは幕を閉じます。

しかし私は密かに感じました。今私は果たして宝塚の劇場にいるのだろうかと。今ここは某舞浜の某夢の国では無いだろうか、ということを。アハ体験①です。

●第2章HOPE ー希望の花ー

先ほどのアハ体験が確信になります。だいきほ、ミッ○ーとミ○ーじゃね?そしてここ、本当にやばいんですよ。キャッキャウフフしてるのに歌声で殴り合ってるんですよいや本当に2人とも凄すぎるんですよ。勝ちとか負けとかそうじゃ無いんですよ、でもなんかあの小学生男子が好きなカードゲームとかに描いてあるすごい強そーなドラゴンみたいなやつが2人の声に見えるんですよ。(語彙力)個人的にだいもんがきほちゃんの声に合わせてコーラスしているのが最高。でもここでまた不思議な感覚に陥ります、あれ、おか○さんといっしょ??あれ私いまなんさい3歳??アハ体験②です。

そして!ロケットがみんなちょー可愛い!ドツボ!そしてあやな!足!細い!足がほっそい本当にほっそい棒だよ。そしてあやなの女役?だよね?はすごい強そーなのにセクシーでかわいい。SNOWDROPというよりはSNOWQUEEN。好き。個人的に眞ノ宮るいくんと星加梨杏くんが気になりました!!あとさ、ロケット、銀橋でするの本当すごすぎない?

●第3章 OCEAN ー海に浮かぶ月ー

ジ○リ!!魔○の宅急便ー!!NHKので観てたんですけどやっぱりほんとオシャレなアレンジ!! でもね、ラ○ランドなのーー!!アハ体験③ーー!! でも本当にセンスがいい!私ここ大好きなんですよ!!曲も雰囲気もお衣装も最高な上、さきなとひらめちゃんコンビが!!すっごい素敵!ひかりふるでもっと2人の絡みが見たかった!!って思ってたので最高すぎるよ〜、さきなは本当にひたすらかっこいい!小洒落た青年感が堪らない。長い足がすっごい生かされててドチャクソ最高。ひらめちゃん、本当にね、スカートさばきがすごく綺麗なの!衣装も幸せだろうな〜あ〜わたしひらめちゃんのお衣装として人生終えたいな〜って思ってました。ひらめちゃん最高に、かわいい。振り付けも最高なんだけど、精鋭メンバーによる連続ピルエット?あってる?がすっごいすっごかった!!ニコニコであれやるのすごすぎ。個人的に気になったのは、本当に終始ダンス楽しいっ!!って感じのあがせんと、めちゃくちゃキレッキレッな叶ゆうりくんとコケティッシュで可愛らしい沙羅アンナちゃん!!沙羅アンナちゃん本当にどタイプ!!

●第4章 WIND ー風に舞う雪ー

だいもんクサいかっこよーーい!!マフィアが今宝塚で1番似合うと思うわ。 そして、、マリアンヌちゃーん!!!!!!!!♡♡♡ もう美の塊です。ハリウッド女優と米倉涼子足した感じの絶品美女。金髪ボブがドチャクソ似合う!!最高!!!!そして、、 タコ足ーーーーーー!!!!!!!!! やばい。私の性癖と野口先生のお趣味が完璧に一致です。クリーンヒット。もうこれだけでチケット代の八倍の価値あるわ。ありがとうあーさ、野口先生。Foever Loveだよ。お二人が再開するシーンの横顔の美学!!えぐいよ!!もうね!!eライン無し芸人にはね眼福過ぎてね、死んだよ。なんだあれ、、、

そして、なぎしょジョルジュが嫌がるマリアンヌちゃんを無理やりダンスホールに連れ去っていきます。ここの関係性どんな感じなの??ジゴロ制度がイマイチわからんけどジゴロってことはあーさが貢いでんの?なぎしょに?最高かな、設定。 白飯8杯いける。ここのシーンもドチャクソタイプ。ていうかSVって全体的にA-ENに構成が似てますよね。A-ENほんとに好きだから、たまらん。まあ、多分野口先生のミューズは確実にあーさだろうな。 ていうかこの3人の食物連鎖ね。日本人離れした美だよ。あと殴られる時の音が痛そうで毎回うってなる。振り回されるあーさがひたすらセクシー。そしてここのコマさんのお歌が好き。NHKのはよくわからん言語バージョンだったけど、私が観た回は日本語でした。めっちゃ早口言葉みたいなんたけどコマさんめっちゃ滑舌良い。昭和のシャンソン歌手みがあってほんと素敵。ボックスみたいのの中じゃなくてもっと手前で歌って欲しかったー、、

そしてマリアンヌちゃんが打たれて死んでしまいます、、(泣)上着なんて受け取らなくてよかったのに、2人で抱きしめあって寒さくらいしのいでよぉ〜(泣)そしてここのなぎしょが最低です。(語弊)殺しておいて逃げますから。クソ男。次回はここのシーンの雪組生ちゃん達の細かい演技をじっくり見たいなって思う。あとダンサーちゃん達も。

●第5章 BIG DEPPER ー北斗七星ー

ひたすらティンカーベルの粉を浴びたわ。 もうねキラッキラ!!そしてセンスが最高!野口先生のショーって自分の趣味打ち込みまくり(語弊)なのに中詰がすごく満足感があって宝塚らしくて粋な新しさに溢れてるからすごくバランス取れてるんだなって。ファン目線で作ってくれてる感ある。曲は多分アレンジだと思うけどほんっとに素敵。

まず、だいもん×ひとこが美味すぎる。エロい。ひとこ、足、棒。数分前までばりばりイケメンしてたのに、すごい贅沢美女みが強い。そしてバックの叶ゆうり君と舞咲りん姐さんが色気たっぷりだから、まじで色気の大渋滞。

次、きほちゃん×さきな!!きほちゃん大本命のアーーーーイ♡してくれました♡ハイトーンが素晴らしすぎる。なんかもうほんとに本物の女神様。さきなの声ってドンジュアンの美穂さんとの時も時も思ったけど、すごい相手と調和できると言うか、自分をしっかり主張してるのに、きほちゃんの歌声とすごくキレイに溶けあってた。

そして!だいもんの再登場!! キングフォウこと蘭寿とむ様みをひたすらに感じてしまい泣いてしまった。ほんとにトップとしてのお姿がかっこよすぎるよ、、、

またそして!最後銀橋に残り大人な娘役さんたちを引き連れ歌うあーさ、底引き網かな???もう釣るとかじゃなくて客席に余すことなく網をめぐらせ一匹(?)残らず根こそぎ引きづり混んでいかれました。大漁です。おめでとう。素晴らしいかったです。

●第6章 DIARY ー夢の宙船ー

ほんとにだいもん、おめでとう。そして天海さん、貴女に憧れ、同じ道を目指した少女は、今、宝塚の雪組の男役トップスターになりました。ほんとに天海さんに伝えたいよ。トップスターってほんとに、かっこいい。ここの少年の彩海せらくんが超かわいい。問答無用でリアルショタ。

●第7章 DIAMOND SHOW TIME ー希望の海へー

マスゲーム!!!!!!これほんと大階段無しでどうやって練習したの?ほんとにめちゃくちゃ練習したんだろうな。雪組生の団結力すご過ぎるわ。思わず口パクですごい、、、と呟いてしまいました。これは二階席で観たかった!!めちゃくちゃ絶景だよ!!新生雪組すごすぎる。

●BLIZZARDS ー暴風雪ー

えっここはどこ!!??東京ドーム!!?!!横アリ!?!?えっもしや京セラ!?!?!あれなんで私ペンラ持ってないの!?!!てかなんで立ってないんだ!?!!?てか叫ばせてーーーーーーー!!!!!!!忘れてましたか、アハ体験④でーーーーーす!!!!!突然のライブスタートです。ほんとに唐突。カオス。心の準備タイムは無い。

恐らくジャ○オタ経験がない方は3.4割くらいはワープできずに、異世界の方へと彷徨います。まあ多分大半は途中で無事会場に辿り着いて楽しくなっていつの間にかペンラ降ってますね心で。しかし、これは確実にジャ○オタの生殺しです。曲はジェ○レーションズらしいんですけど、すごく気に入ったので音源買いました。野口せんせ手の広げようがすごい、広く深くとはまさにこれ。ていうかこんな贅沢なグループあんまないよね、某ヒロムも脱帽の黄金バランス。拍手。推しは ピヨタです。ピヨタ。顔は超ドヤりながら手は一生懸命旗振ってるピヨタが好きです。ピヨタ。まあとりあえず、

早急に、劇場へ行け、観劇しろ、デビューさせろ、ヒロム。

そして野口先生愛してる。

●第9章 PASSION ー情熱ー

帝劇。アハ体験⑤。

情熱の一夜、さきな、闘牛士似合いすぎ。体の2/3足。ドチャクソ良い。そして娘役軍団の色気が最高。そして、さきな×ひらめ最高。とりあえずエロい。

アンダルシアに関しては、ヤバい。これしか感想が出ない。私は失神した。

あいらびゅーーーー!!!!!!!!!野口せんせーーーーーい!!!!!!!!!!おめでとうーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

野口先生の夢が多分この公演でいくつか叶ったと思います。ちなみに私は花組の百花繚乱はまじで百花繚乱やりそうで怖いなって思ってる。

●SUPER VOYAGER! ーGRAND PAREADー

放心である。ああ、生きててよかった。幸せ。ありがとう。だいきほ、ほんとにおめでとう、これから先の航海は安泰です。

雪組生、あいらびゅーーーーーーーーーー!!!!!!!

終 ー お わ り ー

○ ○ ○

以上が、0.03秒の間にあった出来事である。合計5回のアハ体験をし、存分に楽しみ、放心しきった客席の女Aは心の中でこう呟いた。

チケット、空から降ってこーーーーーーーーい!!!!!!!!

と。

宝塚雪組『ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ- 観劇したよ①

おはようございます!!こんにちは!!こんばんは!!

これ全部ごきげんようで済むんですよ。

そんなこたぁどーだってっていいんですけどとりあえず、初めまして。今からブログを書き始めます、 あねもね と申します。語彙力皆無な読みづらいブログなので時間と心にゆとりがある方にオススメです。ゆとりがなくても微笑みを忘れずに仏の心で読んでくださったら嬉しいです。

ということで

本題

ひかりふる路 感想

まず全体の感想としてはもう、だいきほを今すぐ人間国宝世界遺産に指定しろ これね。 だいきほこと希望コンビちゃんの歌声ってなんていうんでしょう、劇場を暖かくそっと包み込みながらもお客様の心に半強制的にグイグイ直接話しかけてくるというか、なんか巻き込み力が強い。魂を揺さぶるとはまさにこの感覚だと。寧ろ揺さぶるどころか鷲掴みにされたよね。全てを世界のワイルドホーン大先生の難しい楽曲を完全に自分というかマクシム、マリー=アンヌ本人のものにしていました。呼吸するように歌ってた。凄すぎ。圧巻。

だいきほメインの感想になってしまった。だって本当にめちゃくちゃすごかったんだもん。

☆ここからはメイン&個人的に書きたかった人の感想に移ります。

※ネタバレ注意

◎マクシミリアン・ロベスピエール(望海風斗)

神。もうだいもん、いや、望海風斗様、あなたは本当に人間ですか。いいえ、神様ですよね?だいもんは多分本来神様しか持ってはいけなかったパワーを持ってる。だいもんが歌い始めた瞬間のあの劇場の空気は2度と忘れない。なんだろう、感覚的には荒んでいるときに美しい日の出を見た感覚に近いかも。(ああまさにひかりふる路歌詞デジャブ)世界目覚めましたわ。寧ろ宇宙目覚めましたわ。ああ、私は今この瞬間の為今まで生きてきたんだ。そう冗談じゃなくて思いました。心が浄化された。まじで生きててよかった。絶対にこの歌声は生で聴かなきゃ人生損です。まだ観てなくてこれからも予定ない方、転売以外ならなんとしてでもチケット手に入れて下さい。

ひかりふる路でのロベスピエールこと、マクシムくんはとにかくバカ真面目。CMでれまっせ。なんかだいもん本人に通じるところもある、人間くさい真面目さ。なんだけどあんまりにも徹底的すぎる。考え方が一辺倒すぎる。そして自分がないんですよね。他人のことはこれほどかとまでに考えられるのにね。自分についてがね。まるっきりダメという。ほんとにダントンよく分かってるぅ。観客の私が手を差し伸べてあげたくなるくらい。なぁマクシムよ、もう客席きて一緒にSVみよか、ポンポン振ってダンシングしたら、あんた、マジで世の中どうでもよくなるで。

でもマリー=アンヌを愛してしまったこと、これは本当に自分の本心、真実だったんだと思います。これは確信。

ひかりふるでは、ロベスピエールの生い立ちについて割としっかり触れているんだけど、やっぱり親がいなかったっておっきいと思うなー。それに長男で兄弟沢山でしょ、負のスパイラル過ぎるわ。多分親がいないと甘え方を知れないんですよね。ほんっとにひたすら可哀想なんだわ、、、特にあの祭りの場面で変なゴツい衣装きて崇められてるマクシム、めちゃくちゃ哀れで弱々しくて観てるこっちが辛いよね。

マリー=アンヌちゃんとのお話はきほちゃんパートで詳しく書きます。(きほちゃん視点で書かせていただきますね。)

脚本の関係上闇堕ちする過程の経緯が薄かったのが残念や、、、だいもんはボロボロに落ちぶれていく演技がなんでこれほどまでに上手いんや、、美味すぎて、、

◎マリー=アンヌ(真彩希帆)

女神。声だけで地球生み出せるわ。いやもーきほちゃんの歌、半端じゃなかった。劇場ごと大気圏飛び出すんじゃないかと思った。迫力がすんげぇ。希望コンビは攻めも守りもお互い両方できるのが強みかも。調節しあえるというか。ここまで男役と渡り歩けるすっごい娘役さんひさっしぶりに見た気がする。とにかく、希望コンビの歌はタダでさえ語彙力ゴマ粒の私には表現しきれねぇや。なので劇場に行ってください。お願いだ。(本当は、いいや、願いだを使いたかったが使えなかった。)

マリー=アンヌは多分マクシムに会うまでひかりふる路を歩くスタートラインに立ててなくて、彷徨ってて、それをマキシムが導いて、一緒にスタートラインに立ったけど結局マクシムは死んじゃうから1人で歩きはじめなきゃいけないみたいな。そんなイメージかなって思いました。(語彙力なさ過ぎ。)

個人的に感情輸入できるキャラはマリー=アンヌかも。殺したいほど憎んでた人を愛してしまうって普通に考えて有り得ないと思うんだけど、でもきほちゃんの演技力アンドこの脚本なら手に取るように理解できしまうよね。

マリー=アンヌちゃんってさ、最初からマクシムのことしか考えてないんだよね、ていうか殺すのが目的だったとしてもマクシムが生きる目的だったわけだし。だからマクシムを殺したら死のうって思ってたわけだし。ていうかマクシムがいなきゃ今すぐにでも愛する人々の元へ死ぬという形で行けたワケだし。そんな憎い生きる目的、生かされているものは自分を受け入れて導いてくれる希望だった。憎い憎い憎い好き!!愛してる!!(号泣)ってなるのも分かりますよね。

生きることが辛い、それが多分マキシムに出会う前のマリー=アンヌで、でも人間って根本的にどれだけ死にたくなっても心の奥の奥の奥では生きたいって、思ってるんだと思います。必死に隠してきたそれをマキシムが引っ張り出してくれたワケです。徐々に淀んだ目に光を灯していくマリー=アンヌ、特に印刷所夫妻の第二の家族ができた時と女性革命家達と交流する時のマリー=アンヌには思わず涙してしまいます。幸せになってね、生き抜いて。

そしてマリー=アンヌの設定として良いと思うのが、一度幸せの絶頂を味わっているということ。恵まれた生活、優しい両親、陽だまりみたいな妹、愛する恋人、、、特に恋人がいたという設定はとても良い。 恋人って家族とは違って血も繋がってない赤の他人なのに自分に無償の愛を注いでくれる存在じゃないですか。それってめちゃくちゃすごいものだと思いません?人が恋をするのってそこにあると思うんですよ(法話か)だからそんな恋人を家族とともに失うってめちゃくちゃ酷い話すぎません?辛過ぎません?それにマクシムはマリー=アンヌが未だ恋を知らない無垢な天使だったからそこまで惹かれないとおもうんですね、瞳の中の強い光、よぎる影に惹かれたというのは女性として翳りがあるという意味合いも含まれていると思うんですわ。ちなみに私は回想の家族が出てくるたびに号泣です。(因みにこないだ私の隣だった人は私とあまりにも気があうらしく、泣くタイミング、息遣いまでピッタリで運命を感じました。どうでもいいですね。)

どんどんおかしくなっていくマクシムを止められないってめたくた辛いでしょうね。マクシムは生きる希望な訳ですし。そしてマクシムにとってもマリー=アンヌは希望な訳ですから自分を否定されるのはめたくた辛いでしょうね。何この負のスパイラル共依存

でもマリー=アンヌはやっぱり強いと思います。本当に強い女性ですね。彼女はもういつの間にかマクシム無しでも生きれるようになってたんだと思います。マクシムは逆だったけど。自分が排除したもの無しでは生きられなくなってたけど。そして説得する側になっていたという。

にしても祭りのシーンのアサシン二刀流マリー=アンヌたんは最高にかっこいいっすね。無双やわ。惚れた。でも最近加納惣三郎といい、ベルナルドきゅんといい二刀流はやっとんの? ひかりふるって宝塚的には珍しい女性が強い物語ですよね。特に女性革命家のシーンとか。革新的。

最後のシーンとかベタだけどもーさー、分かっててもさー、中身がこれだけ濃い&だいきほのあの芝居っすよ。余裕で号泣してしまうわけですな。

めちゃくちゃ長くなってしまった、、個人的に今まで観てきた宝塚作品の中でもマリー=アンヌというヒロインはかなり上位にランクインするかなと思います。本当にいろんな角度から魅力的。まぁちょっと脚本の都合上(これ絶対1本ものでもまとめきれない情報量だよな、よくここまで整理した生田くん。)マクシムに惚れたエピソードがやや足りないなとか、初見ではマリー=アンヌってかなりぼやけた人物像だなって感じると思うんですけど、よくフィクションの人物をこれだけ深く史実と融け合わせられたなぁって。そしてきほちゃん、ほんっとーに恐ろしい子でした。惚れました。

○ジョルジュ・ジャック・ダントン

父であり母であり兄であり友人であり、1人の男。そんな感じのキャラクターですね。かっこいい。抱いて。結婚して〜!!

なんでサンジュストくんはダントンではなくマクシムを選んだんだろうね?ちょっと不思議かも。ここまでの包容力を持っていて強さまで持ち合わせている人なかなかいないと思うけど。ていうかこれを表現できるようになっていたさきなちゃん、役者さんとして本当に進化していた。進行形で進化し続けてるよね。お歌も現在進行形で上手くなってる〜!

でもダントンって本当はすっごい孤独。騙されて、見損なわれ、最愛の人を失って、、特にガブリエルを失った時の俺を1人にしないでくれ、、ってセリフ本当にそれなんですよね。本当はマクシムも、ダントンも孤独。2人で意地張らずに埋め合せられたならっておもってしまう。

特にだいもんとの食事の2人芝居のシーン、あそこの緊迫感と優しさすごすぎ。なんでマクシム分かってくれないの〜(怒)(涙)マクシムに酒とか女とか(マクシムafo観よっか)そういうもので例えてお前は幸せになっていいんたよ、俺が包み込んであげるって手を広げてさ、もうそこに飛び込むしかないって、そういう状況作ってあげてるのに拒絶されるっていう。辛い。それでもマクシムを認めてあげるっていう。自分は心底辛いのに。はー、号泣。

最後の最後まで最高にかっこいいダントンさきなちゃんでした。

タレーラン・ペリゴール(夏美よう)

脚本上極秘帰国(笑)してもらってるタラーレンさん。流石の貫禄。説得力。賢さ。ハッチさんが出てくると本当に場がキュって引き締まりますよね。個人的に大好きな専科さんです。

カミーユ・デムーラン(沙央くらま)

末っ子みが強い。さいっこーにかわいい。

カミーユも強いですよね。自我を持った上での2人を見守るという判断。ジャーナリストっぽさがすごく現れていて良いなって。みちるリシェルとの並びが最高級に可愛い。そしていい夫婦。幸せになって欲しかったよ〜(泣)僕らはずっと友達さーの歌が本当に素直で、彼らしくて、本当に寂しくて愛おしい。

なんだか昔のコマさんを故郷である雪組で感じさせてくれるって粋だなぁって思いました。退団が無茶苦茶寂しい。ライビュで私は死ぬかもしれない。

○マノン・ロラン夫人(彩凪翔)

なぎしょ、び、美女、、

今にも芳醇な香りが漂って来そうな色気ムンムンのお姉さまです。立ち姿からちゃんと娘役でしたし、何よりセリフが完全に女なのよ。夫人感が素晴らしい。かっこいいオネーサマ。年上であろう、タラーレンさんとしっかり渡り歩けてる感がすごい。(語彙力)

冒頭のチェスのシーンから死ぬまでがめちゃくちゃハイスピードなのでもっとじっくり観たかった、、、

○ルイ・アントワーヌ・ド・サン=ジュスト(朝美絢)

第2のヒロイン堕天使ちゃん。ソーキュート。完全にガチ恋同担拒否。

初めて会った時から恋する乙女の顔してます。ダントンとかマリー=アンヌと話してるマクシム見てる時の顔がもーね、キリッて睨んだり、ハァ?って顔したり最高級に可愛い。粛清する時のあのトチ狂った笑顔な。至高。

彼、別に革命を指導してくれるカリスマ性を持った人ならマクシムじゃなくても誰でも良かったんだろうなって気がするんですよ。彼は器を探していたわけですし。じゃあなんでマクシムを選んだのかなって言ったらやっぱり、こーいしちゃったんだーたぶん、気づいてないでしょー?な気がします。BL的な意味ではなく彼の全てにぞっこんなんだなぁと。冷静に考えて他にいたと思うんですよ。(ダントンとかね。)後は彼自身も相当のカリスマ性を持ち合わせて居ますから自分自身がなるとか。でもマクシムを選んじゃったのは彼の経験値の足りなさ若さ故な気がします。

マクシムが居なくなってサンジュストどうなっちゃうんだろうアワアワって心配したまま幕は閉じてしまいました。←

○ガブリエル・ダントン(朝月希和)

強くて儚い。登場シーンが少ないですが、ダントンが何故愛したのか、そして愛されていたことがしっかり伝わってくるガブリエルでした。

ひらめちゃんの演技個人的にすごく好きなので雪組でもガッツリ観ていきたいです。

○リュシル・デムーラン(彩みちる)

みちるちゃんはこういう強くて可憐なお役が大変よく似合う。コマさんカミーユともしっかり渡り歩けた。んでひたすら可愛いなあああ!!!

みちるちゃんが登場するたび舞台がぱぁぁあってなります。断頭台に立たされている時、コマさんカミーユは悲しそうなお顔されてるのにみちるリシェルちゃんは強く前を向いていてかっこいいなって思いました。

ジャコバン派議員

(括りが雑で申し訳ありません。なんだかすごく読みづらくなってしまいそうだったんでまとめてみました。) なんか全体的に俺たち若さ漲るマクシム親衛隊!!(少々お馬鹿)って感じでした。そして親衛隊メンバー、あすクートン、ル・バひとこ、オーギュスタンあやな、アンリオあがせんですが、隊長のあーさサンジュストが人間としてイッテてだいぶヤバいので、革命家としての熱血爽やかさみたいなのがわりかし目立ってた。一番色々考えてるのはあすクートンサンジュストの秘書的な役割がひとこル・バ、お馬鹿なのはオーギュスタンあやな、アンリオあがせんはいつもニコニコドジっ子って感じで、面白い。でもみんなやっぱり狂気に踊らされていて陶酔しているわけで。処刑の踊りのところは無茶苦茶怖い。特にあすクートン。完全にイッテル。

そんな親衛隊には入らず、ちょいグレていて対立してしまうまなはるフーシェとカリ様が大変良かったです。2人ともセリフとか細かい演技からその時代を生で生きている感が凄くて。

○女性革命家

熱血だけどちゃんと芯があって賢いんだよね。男役との対比がシッカリしてる。やっぱり女性って強いわ。宝塚的にも女性が革命家として登場するの珍しいと思うんですけど、このシーン本当に大好き。

今日より明日を信じ生きようって本当にそれ。毎回女性革命家達に励まされてポロポロ泣いてるきほちゃん、、みんな、幸せになって、、、

○マリー=アンヌの家族

本当に理想の家族すぎてさ、登場するたんびに泣く。マリー=アンヌちゃんは本当に愛されていたんだな。そして殺された時のあの蝋人形みたいに美しく死んでいくさまが本当に恐ろしくて、、、

特にフランソワ役の眞ノ宮るい君が凄い涙を誘ってきます。マリー=アンヌが回想の自分たちに手を差し伸べるのをみて、優しげにそして哀しげに微笑んだ後に首を振るんですわ。マリー=アンヌにとって自分たちはある意味呪縛な訳ですからね。本当に辛すぎます。是非観てみてください。

それと、お母さん役だった舞咲りん姐様が女性革命家オランプとして登場するの粋過ぎやしませんか生田先生。

○ ○ ○

ほんとーにここまで長くなってしまい申し訳ないです。

でも本当に今の雪組の勢いとエネルギーはすごい。劇場を完全に飲み込んでました。演者全員が本当にこの物語を愛してシッカリ考えて抜いて、舞台上を生きているっていうのが伝わってきました。

そして生田先生。今までの生田先生の作品って歴史に飲まれてしまってるというか、史実を愛するが故にまとまりがなくなってしまうというのが課題だったと思うんですよ。(シェイクスピアとかね)

でも今回は史実と虚像の融合のバランスが本当に良くてすごい情報量を上手く纏め挙げられていたと思う。そして歴史を愛する生田先生だからこその小ネタが物語に散りばめられていて本当に良かったと思います。本当に一本物で観たかったよ〜!!

この作品に関してお披露目なのにこの内容はどういうことじゃ〜!!って思う方も多いと思いますが、私は今のだいきほの長所をシッカリ生かした演目だったなぁ〜としみじみ感じます。

ここまでクソ長いブログを仏の心で読んで下さり有難うございました!!ということで次回は、

体感時間0.3秒、乙女ゲームで、某夢の国で、ジブ○で、ジャ○ーズで、エ○ディー○イチで、野口先生の愛と夢と個人的な趣味が詰まりまくりなのに、ちゃんと宝塚してる奇跡のショー、レヴュー・スペクタキュラー 『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ- について書くよ〜!!いざ、希望の海へー!!